2. ZENMU Virtual Desktop のインストール¶
本章では、ZVDのインストール方法をご説明します。
アンインストール方法については、 10. 仮想ドライブの削除とZENMU Virtual Desktopのアンインストール をご参照ください。
2-1. インストール方法¶
(1) インストール時の注意事項¶
ZVDはWindowsドライバを利用して仮想ドライブを作成し、利用可能としています。セキュリティ・資産管理ツールアプリケーションなどと組み合わせてご利用の場合は、事前に仮想ドライブへの書込み許可が必要です。
インストール時には以下の点にご注意ください。
ドライブへの書き込みを禁止する機能があるソフトウェアは、停止もしくは本アプリケーションの除外をした後、インストールを行ってください。
インストールフォルダー(C:\Program Files\ZenmuTech\ZVDesktop)を除外設定してください。
(2) インストール方法(新規)¶
本マニュアルではウィザードによる手動のインストール方法をご説明します。
コマンドプロンプトからのサイレントインストール、資産管理ツールやGPOからの配布インストールにも対応しています。
詳細が必要な場合は、ZVDサポート(zvd-support@zenmutech.com)までお問い合わせください。
ダウンロードしたZVDのSetup.exeをダブルクリックすると、セットアップウィザードが起動します。
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「実行」をクリックします。
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確認画面で「はい」を選択します。
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インストールウィザードが表示されます。「次へ」をクリックします。
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「アンインストール制御」画面が表示されます。任意で「アンインストール制御キー」(制御キー)を設定することが可能です。
制御キーは、仮想ドライブ利用者などが、システム管理者の許可なく容易にアンインストールすることを防ぐことを目的としています。制御キーを設定した場合、アンインストール時に制御キーの入力が必要となります。
制御キーを忘れた場合はアンインストール不可能となりますので、ご注意ください。
制御キーの設定が不要な場合は、空欄のまま「次へ」 をクリックしてください。この場合は、アンインストール時に制御キーの入力は不要です。
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「インストール」をクリックします。インストールが終了するまで待ちます。(1~3分程度)
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「完了」をクリックします。
「再起動」をクリックします。PCが自動的に再起動します。
ページのトップへ 2. ZENMU Virtual Desktop のインストール
2-2. アップグレードインストール方法¶
(1) ZVDのアップグレードインストールについて¶
ZVD1.0以降をご利用中の場合はアップグレードインストールが可能です。
仮想ドライブを作成したままで、ZVDのアップグレードが可能です。
ZENMUモードでZVDを運用中にアップグレードを実行する場合は、別のWindowsユーザーでPCにログインしてインストールを行う必要があります。
別のWindowsユーザーでPCにログインができない場合は、ZENMUツールバー -「その他」-「仮想ドライブのアンマウント」より仮想ドライブのアンマウントを行った後、ZVDをインストールしてください。
注釈
仮想ドライブを利用可能な状態でインストールなどを行うと、インストーラーが自動的にPCを再起動した場合など、仮想ドライブのデータを保存できず仮想ドライブが壊れるまたはロールバックする可能性があります。そのためインストール時は必ず仮想ドライブのアンマウントを行ってください。
(2) 別のユーザーでログインし、インストール(アップグレード)する方法¶
ZVD利用ユーザー以外のユーザーでWindowsにログインします。 システム管理者より配布されたZVDのSetup_1.4.x.exeをダブルクリックし、インストールを実行してください。詳細は (2) インストール方法(新規) をご参照ください。
(3) ZENMUモードを保った状態で、インストール(アップグレード)する方法¶
現在開いているファイルを保存して、ファイルを閉じます。
次の手順で「仮想ドライブのアンマウント」を行うと、仮想ドライブが使用できなくなるので開いているファイルは保存できません。
ZENMUツールバーの中央のアイコンをクリックし、「その他」-「仮想ドライブのアンマウント」を選択します。![]()
「仮想ドライブのアンマウント(ZENMUモード)」画面で「はい」をクリックすると、ZENMUモードを保った状態で、仮想ドライブのアンマウントを行います。![]()
「デスクトップ/エクスプローラーの表示」をクリックするとデスクトップが表示されます。「デスクトップ/エクスプローラーの表示」を再度クリックするとエクスプローラーが起動します。![]()
Windowsボタンや、タスクバーなどデスクトップの画面が表示されます。ただしデスクトップ自体は仮想ドライブにあるため、デスクトップに保存したデータはご使用できません。
なお、「閉じる」をクリックするとデスクトップ画面が黒くなり、ZENMUツールバーのみ表示されます。
注釈
仮想ドライブの作成時に、仮想ドライブへ移動するフォルダーとして、「リダイレクト可能なWindowの既知のフォルダー」にチェックを入れた場合( (2) 詳細設定 参照)、アンマウント中のため仮想ドライブにリダイレクトされたデスクトップなどが利用できません。そのため、Windowsのエラー画面が表示されますが、これはWindowsの仕様であり、問題はありません。「OK」をクリックし、エラー画面を閉じてください。
ZENMUツールバーは以下の状態になります。![]()
注釈
仮想ドライブはアンマウントされているため、利用できません。
ネットワークドライブ、社内ファイルサーバーなど、アクセス可能な場所に新しいバージョンのZVDのインストーラーを配置し、インストールを実行してください。 インストールが完了すると、PCの再起動が促されます。再起動後、再度Windowsにサインインし、ZENMUモードスタート画面から「START」をクリックすると、引き続き同じ環境で仮想ドライブを利用可能です。ページのトップへ 2. ZENMU Virtual Desktop のインストール