10. 仮想ドライブの削除とZENMU Virtual Desktopのアンインストール¶
本章では、仮想ドライブの削除、ZVD のアンインストール方法について記載します。
インストール方法については、 2. ZENMU Virtual Desktop のインストール をご参照ください。
警告
アンインストールする前に、 必ず仮想ドライブを削除 する必要があります。アンインストールをしても仮想ドライブは削除されません。ZENMUモードスタート画面の状態が残り、仮想ドライブのデータも元のドライブに戻りません。
10-1. ZENMUモードの仮想ドライブの削除¶
ZENMUモードの仮想ドライブの削除手順について記載します。
既に仮想ドライブを削除済みの場合は、10-3. アンインストール をご参照ください。
削除の前に以下をご確認ください。
注釈
Windowsの既知のフォルダー( (2) 詳細設定 参照)、設定XMLファイルでJunctionの指定をしたフォルダー 以外 の仮想ドライブ上のファイルやフォルダーは、仮想ドライブ削除時に全て削除されます。そのため、 仮想ドライブ直下(例 Z:\直下)など Windowsの既知のフォルダー以外の必要なデータは、手動でネットワークドライブなど仮想ドライブ以外に退避し てください。
ZENMUツールバーよりログオフなどを行い、仮想ドライブをアンマウントします。
ZENMUモードスタート画面で "Ctrl + Alt + Shift + X" を同時に押します。
「ZENMU Virtual Desktopの設定」画面が表示されるので、「その他」タブの「削除」をクリックします。
確認メッセージが表示されるので、「OK」をクリックします。
仮想ドライブ作成時に仮想ドライブへ移動したフォルダーとファイルに対して、仮想ドライブ削除時の対処方法を選択するオプションが表示されます。
「フォルダーとファイルを元に戻す」:仮想ドライブに保存されているデスクトップなど、Windowsの既知のフォルダーのフォルダーとファイルを、元の場所(Cドライブ)に戻します。
「フォルダーのみを元に戻す」:デスクトップなどを元の場所(Cドライブ)に戻しますが、仮想ドライブに保存されているデータは移動せず、削除されます。
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警告
OneDriveの同期設定が行われている場合は、以下のメッセージが表示され、仮想ドライブが削除できません。PCのリンクを解除し、OneDriveの同期設定を解除した後で、仮想ドライブを削除してください。詳細は (11) 設定XMLファイル(ZVDesktop_Config.xml)記載方法 をご参照ください。
データの移動(戻し)のインジケーターが表示されます。データ量が多いと、データ移動に数分要することがあります。
「仮想ドライブを削除しました」のメッセージ下の「OK」をクリックして、ダイアログを閉じてください。
ZENMUモードスタート画面に戻りますので「Windowsの終了」をクリックし、「ログオフ」、「シャットダウン」、「再起動」のいずれかの終了オプションを選択してください。
ZVDのサービスが終了し、仮想ドライブの削除は完了となります。次回Windowsにログオン時は、ZENMUモードスタート画面は表示されません。
10-2. 非ZENMUモードの仮想ドライブの削除¶
非ZENMUモードの仮想ドライブの削除手順について記載します。
削除の前に以下をご確認ください。
注釈
仮想ドライブ上のファイルやフォルダーは、 仮想ドライブ削除時に全て削除 されます。そのため、 仮想ドライブに保存されている必要なデータは、手動でネットワークドライブなど仮想ドライブ以外に退避 してください。
仮想ドライブをマウントしている場合は、WindowsのタスクトレイのZVDのアイコンをクリックします。表示されたメニューで「アンマウント」をクリックし、アンマウントします。
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アンマウントした状態で、WindowsのタスクトレイのZVDのアイコンをクリックします。表示されたメニューで「設定」をクリックします。
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「ZENMU Virtual Desktopの設定」画面が表示されるので、「その他」タブの「削除」をクリックします。
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確認メッセージが表示されるので、「OK」をクリックします。
「仮想ドライブを削除しました」のメッセージ下の「OK」をクリックして、ダイアログを閉じてください。
10-3. アンインストール¶
ZVDのアンインストールの手順について記載します。
アンインストールの前に以下をご確認ください。
注釈
ZVDのアンインストールを行っても仮想ドライブは削除されません 。仮想ドライブの削除を行っていない場合は、必ず先に仮想ドライブの削除を行ってください。仮想ドライブが削除されず残ったままの状態でZVDがアンインストールされた場合は、ZENMUモードスタート画面の設定や、デスクトップなどのWindowsの既知のフォルダーを仮想ドライブに移動する設定などが変更されない状態となります。そのため、環境によっては、次回Windowsログオン時にデスクトップが正常に動作しなくなる場合があります。
「スタートボタン」-「Windowsの設定」-「アプリ」-「アプリと機能」-「ZENMU Virtual Desktop」を選択してクリックし、「アンインストール」をクリックしてください。確認画面が表示されますので、再度「アンインストール」をクリックします。
管理者ユーザー以外でアンインストールした場合は「ユーザーアカウント制御」画面が表示されますので、「はい」をクリックします。
「ZENMU Virtual Desktop メンテナンス セットアップ」画面が表示されたら、「削除」をクリックするとアンインストールが実行されます。
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インストール時にアンインストール制御キー(任意設定項目)を設定した場合は「アンインストール制御」画面が表示されますので、設定した制御キーを入力し、「OK」をクリックします。
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「Cancel」をクリックすると、アンインストールがキャンセルされます。
制御キーを忘れた場合はアンインストールができません。インストール時に設定した制御キーが不明となった場合は、システム管理者の方経由でZVDサポート(zvd-support@zenmutech.com)までメールにてご相談ください。
制御キーは、仮想ドライブ利用者などが、システム管理者の許可なく容易にアンインストールすることを防ぐことを目的としています。制御キーを設定した場合、アンインストール時に制御キーの入力が必要となります。