2023年09月14日
ZENMU秘密分散技術 ‐ 新たにデジタルウォレットでも利用開始 –
情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」によりデータの保護、データの利活用を追求する株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO:田口 善一、本社:東京都中央区)では、自社開発の秘密分散技術「ZENMU-AONT」をSDK(以下、ZENMU Engine)として提供しており、様々な分野で利用されています。
この度、新たな分野として、株式会社野村総合研究所(以下、NRI)のWeb3(ウェブスリー)時代に対応したデジタルウォレット開発キット「Walletech(ウォレテック)」で利用されました。Walletechを通じてウォレットを構築した企業に、ZENMU Engineが導入されています。
秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たないいくつかの分散片」に分け、それぞれの分散片を別の環境で管理することで、データの保護と安全性を高める技術で、Web3における分散アプリケーションへの適用も期待される技術です。
ZENMU Engineは、これまで、パートナー企業により、グローバルの拠点間でのデータ転送、添付メール、ドローンに搭載したセンサーやカメラの情報の秘匿化、PCログイン認証サービスなど、様々な分野のソリューションに利用されています。
今回、NRIのWalletechでは、資産保護の要となる鍵管理等において、秘密鍵の秘匿化処理にZENMU Engineを採用いただきました。
デジタルウォレットは、メタバースやNFTマーケット、暗号資産決済等、Web3サービスでは必要不可欠なため、今後の利用拡大も期待されます。
ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術により、PCからの情報漏洩を防ぐ 「ZENMU Virtual Drive」をはじめとする自社製品を開発・販売し、多くの企業様にご利用いただいております。
これからも、従来の暗号化技術では実現できなかった高セキュアなソリューションを実現するために、革新的な技術力とオープンイノベーションによる創造力により、データの保護、データの利活用を追求し、広く社会に貢献してまいります。
■ NRIのニュース
https://www.nri.com/jp/news/info/cc/lst/2023/0803_1
■ ZENMU Engineの概要
■ ZenmuTechの提供する製品
https://zenmutech.com/solution-2/