2021年11月11日
ポストVDIとしてのセキュアFATソリューション「ZENMU Virtual Dirve」提供開始
ポストVDIとして、セキュリティ/利便性/高生産性を可能にする
セキュアFATソリューション「ZENMU Virtual Drive」
2021年12月21日より提供開始
秘密分散技術により情報の安全を実現する株式会社ZenmuTech(以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO 田口善一、東京都中央区)は、2021年12月21日より、セキュリティ、利便性、高生産性を可能にするセキュアFATソリューションとして、「ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition(以下、ZEE)の提供を開始いたします。
ZENMU Virtual Drive 概念図
クラウド利用によるインフラ基盤の刷新や働き方の変革が加速する中、情報セキュリティ対策として普及してきたVDI(Virtual Desktop Infrastructure)とRDP (Remote Desktop Protocol)の課題であるネットワーク集中によるパフォーマンス低下や導入・運用コストの負荷を解消する選択肢として、通常のPC(FAT-PC)をセキュアに利用するセキュアFATの導入が進んでいます。
セキュアFATを実現するソリューションとして、PC内のユーザーデータを独自の秘密分散技術により無意味化し、PC内とクラウド上に分散保管するのがZEEです。
PCのリソースを最大限利用するためネットワーク環境の影響を受けず、移動時や出張時などをはじめオフラインでの利用も可能です。 また、盗難や紛失に気付いた時点で、本人や管理者がクラウド上の分散ファイルへのアクセスを停止することで、ユーザーデータを物理的に復元する事が出来なくなるため、PCからの情報漏えいリスクを低減します。
「PC内にはデータを残さない」というセキュリティポリシーを継承しつつ、オンライン状態では勿論、オフライン状態でも安全・快適に利用可能です。
ZenmuTechは、これまで、セキュアFATソリューションとして、「ZENMU Virtual Desktop(以下、ZVD)」を提供してまいりましたが、企業での利用を進める上で、管理の容易性や運用の利便性、障害時の耐久性の向上などお客様の様々な声を反映し、VDIからの移行をはじめ次世代のクライアントソリューションをご検討の企業様向けに、ZEEを提供することとなりました。
ZenmuTechは、これからも、データの無意味化で情報漏えいリスクをゼロにし従来の暗号化技術では実現できなかった高セキュアなソリューションを実現する「秘密分散技術」と無意味化したままでのデータ処理を可能にする「秘密計算技術」により、グローバル環境への進展を見据えた上で、革新的な技術力とオープンイノベーションによる創造力により 「情報の安全を当たり前と感じる世界」の実現に向け、広く社会に貢献します。
■ ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition 1.0概要
・ 提供開始日
2021年12月21日
・ 提供価格
月額1,800円(税抜き)
*ご契約期間は1年単位となります
・ クライアントアプリケーション動作環境
Windows 10 64bit版(バージョン20H2以降)
・ ZENMUクラウドサービス
AWS上でユーザー管理と分散ファイルの管理