2019年05月20日

データ分散型仮想デスクトップソリューション
「ZENMU Virtual Desktop」

データ分散型の新発想仮想デスクトップソリューション
「ZENMU Virtual Desktop」を6月より提供開始

株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech:代表取締役社長 國井 晋平、東京都品川区)は、2019年6月より、秘密分散技術を利用してPCからの情報漏洩を抑止する、データ分散型仮想デスクトップソリューション「ZENMU Virtual Desktop(ZVD)」の提供を開始いたします。

 

■ 秘密分散技術による革新的なソリューション
「ZENMU Virtual Desktop」は従来の画面転送方式と異なり、データ分散方式による世界初(※当社調べ)の仮想デスクトップソリューションです。ユーザーデータは秘密分散技術により一片をクラウドに、もう一片をローカルディスクに分散保管し、データ利用時のみPC上で復元されます。それぞれの分散片は何ら意味を持たないため、例え盗難・紛失等で各分散片が流出したとしても情報の漏洩は発生しません。

ZVD

 

■ データ分散方式仮想デスクトップの特長
「ZENMU Virtual Desktop」は従来のクライアント端末セキュリティソリューションと比較し、下記の特長を有します。

・ 秘密分散技術による高いセキュリティ
ZenmuTech独自の秘密分散技術により、ユーザーデータを分散保管することでPCの紛失や盗難等に伴うセキュリティ事故発生を抑止します。
・ 安価な導入および運用費用
月額780円で利用が可能です。クラウド基盤を利用したサービスのため、サーバーの新規購入や設計・構築等の作業は必要ありません(※1)。
・ 安定したパフォーマンスや各種アプリケーションへの対応
ユーザーデータ以外のPCリソース(CPU/メモリ/OS/各種アプリケーション等)は全てローカル環境を利用するため、アクセス集中やネットワーク環境の不具合等によるパフォーマンスへの影響は受けません。また、既存の仮想環境には対応していないアプリケーションの利用も可能です(※2)。
・ オフライン環境での業務継続性
オフライン機能の利用により、事前登録したスマホやUSBデバイスとの連携により、クラウド環境にアクセス出来ない場合でも業務継続が可能です。
・ 遠隔消去対応が不要に
クラウド側の分散片アクセスを停止するだけで元データを物理的に復元する事が出来なくなるため、確実にデータを保護する事が可能です。ネットワーク接続が無く端末に消去コマンドが送信できない、といったケースは発生しません。
・ PC再発見時の業務継続性
クラウド上の分散片アクセスをコントロールする事により、一時的にデータの復元を禁止する事が可能です。紛失したPCがそのまま発見された場合には、再びアクセスを許可すればそのまま業務継続が可能です。

 

※1 PC側にはクライアントアプリケーションのインストールが必要です。
※2 各アプリケーションの事前動作確認が必要です。また、構成により追加設定が必要となる場合があります。

 

■ ZENMU Virtual Desktop概要
・ 提供開始予定日
2019年6月初旬
・ 提供価格
月額780円(税抜き)  *ご契約期間は1年単位となります
・ クライアントアプリケーション動作環境
Windows 10 64bit版(バージョン1709以降)

 

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