2023年04月13日
リモートワークにおける情報漏えいの危険性
リモートワークには、オフィスで働く場合に比べ、情報漏えいのリスクが高まるという問題があります。
これは、オフィスとは異なる環境で作業するため、情報が管理されていないネットワークを使用することや、社用のパソコンを持ち歩くというところが主な理由として挙げられます。
情報漏えいの原因としては、考えてみると
セキュリティ対策が不十分なデバイスの使用
リモートワークを行うためには、自宅やカフェなどで自分のパソコンやスマートフォンを使用することが一般的です。しかし、これらのデバイスには十分なセキュリティ対策が施されていないことがあります。そのため、不正アクセスやウイルス感染のリスクが高まることがあります。
外部ネットワークへの接続
リモートワークをする場合、自宅やカフェなどの外部ネットワークに接続する必要があります。しかし、これらのネットワークは、企業の内部ネットワークに比べてセキュリティが低い場合があります。そのため、情報漏えいのリスクが高まります。
フィッシング詐欺やマルウェアによる攻撃
リモートワークをする場合、社内ネットワークに比べてフィッシング詐欺やマルウェアによる攻撃のリスクが高くなります。これらの攻撃は、個人情報や企業の機密情報を盗み出すことができるため、注意が必要です。
データの共有方法
リモートワークをする場合、データの共有が必要になります。しかし、共有方法によっては、情報漏えいのリスクが高まることがあります。例えば、クラウドストレージ等の共有サーバのセキュリティが十分でない場合は、情報漏えいのリスクが高まります。
持ち出すパソコンの紛失・盗難
もし、パソコンの中に企業の重要な情報が含まれている場合、その情報が外部に漏洩してしまう可能性があります。漏洩が発覚すれば、会社の評判や信頼性が損なわれることになります。
さらに、情報漏洩の影響を受けたお客様からの信頼回復には膨大なコストがかかることも考えられます。
パソコンの紛失や盗難による情報漏洩は、決して軽視できないリスクです。
以上のように、リモートワークには情報漏えいのリスクがあります。
そのため、リモートワークを行う際には、デバイスのセキュリティ対策や外部ネットワークのセキュリティ対策の徹底、データの共有方法の確立など、セキュリティに関する基本的な対策が必要です。また、社員教育やワークショップなどの定期的なセキュリティトレーニングも行うことで、リモートワークにおける情報漏えいを防止することができます。
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