2024年01月31日

アセットマネジメントOne株式会社 導入事例

アセットマネジメントOne株式会社 導入事例

資産運用会社における
ハイブリッドワークの安全・安心を
秘密分散技術で支える

機関投資家と個人の双方に向けて資産運用のソリューションを提供し、資産運用会社として日本トップクラスの規模を有するアセットマネジメントOne。同社は持ち出しPCの情報漏えい対策として「ZENMU for PC」を2019年に導入。約1,200台に上る業務用PCの全台にインストールし、活用している。

導入前の課題

  • 業務用PCの社外への持ち出しを可能にすべくPCからの情報漏えいリスクを大幅に低減したかった
  • 情報漏えいリスクを低減する仕組みとしてVDIの活用を検討するも環境構築に相応の手間とコストがかかることが予想された

導入後の効果

  • 業務用PCの安全・安心な持ち出しが可能になった
  • コロナ禍の発生に伴う従業員のテレワークへの移行を速やかに実現できた

ZENMUの選定理由

  • 『ディスクレスPC』と同様の環境をVDIに比べ圧倒的に少ない工数で実現できる革新性
  • PC上に元データが残らないという秘密分散技術の安全性
  • 盗難・紛失時のデータの不正使用を即座に阻止できるセキュリティ運用の効率性

導入の背景

業務用PCの持ち出しを可能にするセキュリティソリューションを探して
アセットマネジメントOneはDIAMアセットマネジメントとみずほ信託銀行(の資産運用部門)、みずほ投信投資顧問、さらには新光投信の統合によって2016年に設立された資産運用会社だ。機関投資家向け事業と個人投資家向け事業の双方を展開しており、運用資産残高は2023年9月末時点で約64兆円と日本トップクラスの規模に達している。
そうした同社の従業員が扱う情報は秘匿性が高い。
ゆえに社内ITには厳格なセキュリティ管理が必要とされ、設立からの数年間、業務で使うPCを社外に持ち出すことは出来なかった。そんなPCの使い方が変化したのは2019年のことだ。変化のきっかけは、2020年1月における「Windows 7」のサポート終了に向けて、業務用PC全台を刷新する必要に迫られたことだった。
「社外で業務用PCが使えないのは、従業員たちにとって利便性の高いIT環境ではなく不評でした。そこで、PCの刷新を機に業務用PCを社外でも使えるようにし、業務効率の向上や働き方の改革に生かそうと考えました」(アセットマネジメントOne DX推進グループ マネジャー、横田 周二氏)

横田 周二氏

アセットマネジメントOne株式会社
DX推進グループ マネジャー
横田 周二氏

この変革を推進するうえで大きな課題となったのが、PCの持ち出しを許可することで情報漏えいリスクを意識せざるを得ないことだ。その課題解決の一手として同社が選んだのが、今日における「ZENMU Virtual Drive」の前身であり、秘密分散技術によってPC内のユーザーデータを無意味化する「ZENMU for PC」である。

導入の決め手

導入の手軽さとセキュリティ強度の高さからZENMU for PCを選択
ZENMU for PCの導入で同社が目指したのは、PCの安全・安心な持ち出しを実現する「ディスクレスPC」と同様の環境を築くこと、言い換えれば、ユーザーデータがPC内に残らない環境を実現することだ。その環境構築を目指す中で同社は当初、VDIの導入も検討したという。それでも、ZENMU for PCを選んだ理由について、DX推進グループ マネジャーの山崎 一高氏はこう述べる。

山崎 一高氏

アセットマネジメントOne株式会社
DX推進グループ マネジャー
山崎 一高氏

「VDIを導入する場合、既存データ資産をVDI環境へと移動させなければならず、そのために多大な工数がかかることが予想されました。また、当社の場合、PCへのワークロードが総じて高くVDI環境に従業員の求める性能を発揮させるにはITリソースに対するかなりの投資も必要とされました。それに対してZENMU for PCは、既存のIT環境にほとんど手を加えることなく、元データがPCに残らない環境が構築できます。その運用によってPCの性能に影響が出ることもありません。そうした導入の手軽さやコストパフォーマンスの良さが採用の決め手となりました」
実際、ZENMU for PCでは、PCにインストールするだけで、仮想ドライブが形成され、そのドライブに保存されたデータは無意味化されて、PCのローカルディスクと外部のストレージに格納される。これにより、PC内には元データが残らない環境が作られることになる。
「加えてZENMU for PCの環境では、分割された2つの分散片がそろわなければ元データが復元できません。ゆえにPCの紛失・盗難が発生しても、ストレージ上の分散片を別のストレージに保管、もしくは消去することでPCからの情報漏えいが簡単に阻止できます。その辺りのセキュリティ強度の高さ、運用のしやすさも魅力でした」(山崎氏)

導入の効果

コロナ禍を境にしたテレワークへの移行を速やかに実現
同社では2019年から旧来PCから新PCへの切り替えを段階的に推進し、その中でZENMU for PCの適用をPCの標準キッティングの1つとして追加した。現在、業務用のPC全台(約1,200台)にZENMU for PCをインストールし、配布している。
また、データの分散片を格納するストレージは社内のIT環境に配備し、そのストレージへのアクセスはVPNを介して行われている。加えて、業務用PCは全台についてBitlockerによるディスクの暗号化もかけられており、認証基盤の解除キーがなければデータの復号化が行えない仕組みにもなっている。これにより、PCの紛失・盗難が発生しても認証IDの無効化や分散片の制御によって情報漏えいが阻止できるようになっている。
こうしたZENMU for PCの運用を通じて、同社は相応の効果を手にしてきた。なかでも大きな効果として山崎氏・横田氏がともに挙げるのは、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の流行時におけるテレワーク体制への移行を速やかに行えたことだ。
「ZENMU for PCの活用を始めてからすぐのタイミングでコロナ禍が巻き起こり、リモートからの常時利用PCの台数をコロナ以前の100台程度から700台規模へと一挙に増やす必要に迫られましたが、その作業はきわめてスムーズに進み、従業員のテレワークへの移行が速やかに行えました」(横田氏)
コロナ禍の終息後、同社ではハイブリッドワークの体制を敷いている。その中ではZENMU for PCのようなツールを使用し、PCのセキュリティ強度を維持させることの重要性は高いと山崎氏は指摘し、今後についてこう話す。
「当社ではいま、PCの次期更新のタイミングであり、新たなツールや技術の活用を含めて検討しているところです」
秘密分散技術は、これからも同社の働き方とセキュリティを支えることになりそうだ。

会社プロフィール

会社 アセットマネジメントOne株式会社
アセットマネジメントOne
HP https://www.am-one.co.jp/
本社住所 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング
代表者 代表取締役社長 杉原 規之
従業員数 885名(2023年3月31日現在)
業務内容 資産運用会社として機関投資家向け事業と個人投資家向け事業の双方を展開

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