2025年06月02日
ZENMU製品ご利用時のWindows 11 / 24H2 アップデートにおける問題について
現在、ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition(ZEE) および ZENMU for PC(ZPC) において、
Windowsの既知のフォルダーを仮想ドライブに移動する設定で仮想ドライブをマウントした環境において、
Windows 10 から Windows 11 へのアップグレード、もしくは Windows 11 バージョン 24H2 のアップデートをインストールした場合
インストールは問題なく終了しますが、再起動後の更新の適用段階において「コンピュータに対する変更を元に戻しています」を表示され、アップデートの反映が失敗し、インストール前の元のバージョンに戻る事象を確認しております。
※2025年2月時点までは、仮想ドライブをマウントした状態でアップデートのインストールで、正常に更新が反映されることを確認しておりました。
検証の結果、最近になってWindowsの大型アップデートにおけるインストール仕様が変更されたものと推察されますが、Microsoft社から関連する情報は公開されておりません。
ZenmuTechでは、仮想ドライブをマウントした状態でアップデートをインストールしても正常に更新が反映できるよう、回避策の検証を継続して実施しておりますが、2025年5月29日現在、確実な回避方法は確認できておりません。
大変にご迷惑をお掛けいたしますが、下記の【■インストール方法】にて、Windows 10 から Windows 11 へのアップグレード、ならびに Windows 11 バージョン 24H2 のアップデートをお願い申し上げます。
■ インストール方法
以下のいずれかの方法にてアップデートを実行することで、本事象を回避できる可能性があります。
① 仮想ドライブをアンマウントしてからアップデートを実行する方法
ZENMUツールバーの中央ボタンから「その他」-「終了せずにアンマウント」を選択し、
仮想ドライブをアンマウントした状態でWindows Updateからダウンロードとインストールを実行してください。
② 別のWindowsアカウントでアップデートを実行する方法
仮想ドライブを作成したWindowsアカウントからアンマウントし、別の管理者権限を持つWindowsアカウントでサインイン後、Windows Updateからダウンロードとインストールを実行してください。
③ 配布にてアップデートを実行する方法
WSUS、Microsoft Intune、資産管理ソフトなど、Windowsの配布インストールが可能なソフトウェアを使用し、夜間帯などユーザーがサインアウトしている時間帯に自動的に配布・インストールを行ってください。
ZenmuTechでは、Windows 11 およびバージョン 24H2 へアップデートの動作検証を継続して進めてまいります。
本件に関するお問い合わせは、zvd-support@zenmutech.com までお願いいたします。