1 ご使用の前に¶
(1) ご利用上の注意事項¶
Note
ZVDご利用時は、端末とZENMUクラウドサービスまたはストレージを接続した状態でご利用下さい。
ZENMUクラウドサービスへの認証のためのプロキシー設定、Config設定は仮想ドライブ前に行って下さい。
ZVDでの作業終了時は、ZENMUツールバーのメニューから終了して下さい。
ZVDはZENMUクラウドサービスへの認証が必須となります。お客様独自のプロキシー設定でアクセスする場合には、設定ファイル(C:\ZenmuTech\ZVDesktop\ZVDesktop_Config.xml)に以下の設定をして下さい。
ZVDはConfig設定により、最大4つまでリダイレクトするフォルダーを指定できます。
(2) Config設定の手順¶
プロキシサーバー、ポート番号等を直接指定する場合。
以下の記載を行います。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<ZVDesktop>
<Network>
<Proxy proxy_address="10.1.2.3" proxy_portno="8080" />
</Network>
</ZVDesktop>
プロキシサーバーにアクセスする際に、ユーザー名、パスワードが必要な場合。
以下の記載を行います。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<ZVDesktop>
<Network>
<Proxy proxy_address="10.1.2.3" proxy_portno="8080" proxy_username="Anonnymous" proxy_password="foo@foo.jp" />
</Network>
</ZVDesktop>
PACを指定する場合。
以下の記載を行います。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<ZVDesktop>
<Network>
<Proxy pac_uri="http://10.0.30.10/test/you.pac" />
</Network>
</ZVDesktop>
Outlookフォルダーを移動する場合
以下の記載を行います。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<ZVDesktop >
<Operation>
<JunctionFolders>
<Junction name="Outlook2016" source="%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Outlook" target="Outlook" />
<JunctionFolders>
</Operation>
</ZVDesktop>
(3) ZVDの仕様¶
●ハードウエア要件
推奨ストレージ:SSD
推奨メモリー:8GB以上
●ソフトウエア要件
iTunes Ver 11.1以上:外部ストレージでiPhoneをUSB接続で使用する場合
ZenmuBT(Android専用アプリケーション):外部ストレージでAndroidをBluetooth接続で使用する場合
●OS要件
Windows 10 バージョン(64bit)、Windows 10 IoT(64bit )
バージョン1803以上
●オフラインモード用外部ストレージ要件
USBメモリー:USB2.0以上(USB3.0/1GB以上を推奨)
iPhone:モデルiPhone 5c以上、iOS7以上
Android:Android5.1以上
(4) インストール時の留意点¶
セキュリティ・資産管理ツールアプリケーションとの併用
ZVDは Windows上で動作するドライバーを利用し、秘密分散された仮想ドライブを作成利用可能としています。セキュリティ・資産管理ツールアプリケーション等と組み合わせてご利用の場合は、事前にドライブへの書込み許可が必要です。 インストール時には以下の点にご注意下さい。
ドライブへの書き込みを禁止する機能があるソフトウェアは、なるべく停止してZVDのインストールを行う。
ZVDフォルダー(C:\Program Files\ZenmuTech\ZVDesktop) を除外/例外設定に登録する。
(5) インストール方法¶
ZVDの最新版は、管理者のメニュー→履歴・情報→サービスからダウンロードすることができます。

ダウンロードしたZVDのSetup.exeをダブルクリックすると、セットアップウィザードが起動します。

「実行」をクリックし、確認画面で「はい」を選択すると、インストールが開始されます。


任意で「アンインストールの制御キー」を設定することが可能です。
本設定は、インストールユーザーとは異なる、管理者権限を持っている他のユーザーがZVDをアンインストールしようとしても、インストール時のキーを入力しない限りアンインストールすることができなくなり、不用意なアンインストールを防ぐことを目的としています。
キーを忘れるとアンインストールが出来なくなりますので、確実に保管していただくようご注意下さい。
アンインストール制御キーの設定が不要な場合は、空欄のまま、「次へ」 をクリックして下さい。 その場合は、アンインストール時にキーの入力は不要となります。




インストール実行後は「再起動」をクリックして完了です。