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株式会社システムズ -VUMS + Citrix 導入事例-

BCP対応、ワークスタイル変革のために、
XenApp仮想環境にてVUMSを導入

取締役 管理本部長兼セキュリティ管理責任者 樋口邦男氏
東京事業所ソリューション開発グループ副参事 山田浩行氏 インタビューより

 マイグレーションのリーディングプロバイダとして、国際特許取得に代表される独自のシステム開発を行うなど、“移行リスクを抑えた確実なマイグレーションの提供”でサービス領域を広げているシステムズ。

 46年の実績を誇るSIベンダーとしてのソフトウェア受託開発では、金融系の銀行オンラインシステムや証券取引所のディーリングシステム、情報制御系としてはJR「みどりの窓口」の発券システムなどトラブルが許されない高度な安定性を必要とするシステムを手がけています。

 受託開発でのBCP対応や在宅勤務においては、個人所有のPCから、USBブート型シンクライアントを利用し会社内のPCをリモート操作していました。

 利用していたゲートウェイ・サービスの提供内容の変更をきっかけに、新たなソリューションを検討していました。

 従来の利用環境を確保した上で、画面表示をもっとスムーズに行いたい、セキュアな環境でUSBメモリーやプリンターなどの周辺機器を利用したい、不正なアクセスを検知したいなどのニーズを満たすソリューションとして、Citrix社のXenAppによる仮想化とTCSIのVUMSの導入を決定しました。

導入の背景と狙い

山田 浩行 氏

 「マイグレーションがビジネスの中心ですが、受託開発や技術者派遣も行っています。お客様先での業務も多く、社外や在宅にて作業を行うスタッフも少なくありません。また、BCPやパンデミック対応のために、社員が、特に責任者クラスが出勤できなくなった場合でも、業務がストップしないように、在宅勤務に対応したシステムを導入していました。

 今までは、USBブートでシンクライアント化した外出先のPCから社内PCに接続していましたが、利用していたサービスの提供形態の変更により、新しいシステムの導入を検討していました。 

 システムの再構築に伴い、セキュアな利用環境を維持し、スムーズな画面表示を実現するために、独自の圧縮プロトコルを利用するCitrixによる仮想化とシンクライアント端末の導入に踏み切りました。Citrixは、帯域消費も少ないのでモバイル端末での利用にも適していると思います。また、管理ツールが充実している点も、決め手のひとつです。」と東京事業所 ソリューション開発グループ副参事の山田浩行氏は語ります。

 「また、従来は、システム構成上及びセキュリティの観点から、外部での周辺機器の接続やデータダウンロードは、制限せざるを得ませんでした。一方で、社外環境でのUSBメモリーやプリンター、更には認証装置等の利用やデータダウンロードのニーズは、以前からありましたので、XenApp環境ででも利用可能なUSB管理ツールとしてVUMSを選択しました。」(山田氏)

 VUMSは、VDI環境だけでなくSBC環境でも利用可能なUSB管理ツールです。

 「今回のシステムは、VDIでの仮想化の必要はなかったので、コスト面からもXenAppでの仮想化を考えました。XenApp環境でのUSBリダイレクションでは、細かな管理制限が難しかったのですが、VUMSを利用することで、サーバーでの一元管理が可能となりました。また、VUMSは、人や組織、さらにはUSB機器の個体ごとに使用できるものを登録するホワイトリスト形式のため、万が一、登録のない機器からの不正アクセスも防ぐこともできますので、安心です。」(山田氏)

 さらにVUMSは、サーバーサイドで行動証跡ログ管理しています。全てのUSBデバイスの接続履歴に加え、記録媒体デバイスの操作履歴がログに記録されます。万一、情報漏えいがあっても、いつ、誰が、どこからデータにアクセスしたかがログに残りますので、二重のバリアで情報漏えいを防ぐことが可能となります。

システム概要

LIXILのZENMU×Box運用イメージ

今までは、外部のサービスを利用した認証の上で、社内サーバーに接続し、セキュアな環境を確保していたが、新システムでは、自社でセキュアな環境を構築しています。 自社のサーバーに、VPNを介して接続し、端末には、USB機器の接続をセキュアに管理するために、VUMSを導入します。 VUMSは、ホワイトリスト登録した機器以外は接続できないので、外部からでも安心して利用可能です。ログ管理機能もありますので、誰が、いつ、どのデバイスからファイルにアクセスしたかがわかりますので、コンプライアンス上も、安心です。」(山田氏)

今後の展望

樋口 邦男 氏

 マイグレーションで大型案件を手掛ける一方で、請負での開発も行う同社は、社員の半数が、社外で仕事をしているそうです。

 「Citrixサーバー上に、個人別の仮想OS、アプリケーション環境を構築し、端末にシンクライアントを導入することで、端末には、データやアプリケーションがないセキュアな形態で利用できる。今後、全社のPCを全てシンクライアント化していきたい。」と取締役 管理本部長 兼 セキュリティ管理責任者 樋口邦男氏は語ります。

 「社内利用で知見を高めることで、システムズのお客様への新しいソリューション提供が可能になる。マイグレーションのニーズも多様化しており、情報セキュリティの観点から、仮想化シンクライアントの導入は、今後、伸びていくと予想できる。既存のシンクライアントだけでなく、タブレットなどの最新のモバイルデバイスをシンクライアント化し利用することで、社内外のどこでも快適に仕事ができる環境が作れる。

 女性の活用を進める上では、産休や育児においての時短勤務や在宅勤務、また、マイグレーションという業務の特性上、シニア層の活躍する場も多く、はやり、時短勤務や在宅勤務のニーズも高い。多様な人材の活用や多様なワークスタイルをサポートし、社員が働きやすい職場環境を提供することは、会社の義務。」

 会社としての利便性でなく、お客様と従業員のために、新規システム導入に踏み切ったと樋口氏は語ります。 「BYODも今後の検討要素のひとつ。VUMSなら、実現可能。BCP対応、社内外のどこでも仕事ができるワークスタイルの変革が進む中、新規ビジネスとしても取り組んでいきたい。」(樋口氏)

 BCP対応としての在宅勤務やサテライトオフィスのために、XenAppをはじめとするクライアントの仮想化を進めている企業は増えています。情報漏えいの観点から端末に業務データが残らないセキュアな環境を実現する上で、セキュアな環境を保ちつつ、端末にUSBメモリーやプリンター、スキャナーなどの周辺機器を限られた人が、限られた機器を、限られた方法で、限られたた時間だけ接続して利用できるVUMSは、システムズのようなソフトウェア開発会社でも、期待されています。

会社プロフィール

所在地東京都品川区西五反田7-24-5 西五反田102ビル 8階
会社 株式会社システムズ
システムズ
HP http://www.systems-inc.co.jp/
設立 1969年(昭和44年)12月24日
代表者 代表取締役会長 小河原弘三、代表取締役社長 小河原隆史
資本金 1億円
従業員数 281名(平成29年4月1日現在)
事業内容 コンサルティング
マイグレーション(レガシーシステム再構築)
ビジネスシステム構築
制御・組込みシステム構築
パッケージ導入&カスタマイズ
ITインフラ構築・保守・運用管理
情報処理機器販売

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